盗難警報の誤作動に対するコーディング処置/クライスラー300

ドアロックをした数秒後に、警報サイレン&クラクションが誤作動発砲してしまうという案件で業者様より修理ご入庫頂いた、2013yクライスラー300の診断です。

しかしUGに入庫した以降は、症状も何故か発生しなくなり…入庫する前の状態では、ドアロックすると常に作動してしまうので、ロックして駐車出来ない状態。

 

ITMと呼ばれるイントルージョン(侵入)トランシーバーモジュールが備わっているディーラー車(US仕様には備わっていません)では、フロントフェンダー内に専用のセキュリティサイレンが設置されています。

そのサイレンバッテリー等の不良によるものでの誤作動…業者様の方でサイレンの配線を取り外したものの、クラクションの方も作動してしまうので、UGへご相談頂きご入庫頂きました。

 

ディーラー車に備わるITMは、車両盗難警報(VTA)のプレミアムバージョンの一部で、オーバーヘッドコンソールハウジングの上面に設置されています。

 

ITMはCANで制御されるコントロールユニットのひとつで、車内の監視機能が備わるセキュリティシステムですが、その誤作動によるトラブルも故障によって発生します。

 

特にその機能に対する必要性を求めないのであれば、US本国仕様同様に、コーディングによってネットワークから削除することも可能。

ディーラー診断機であるwiTECHでは不可能ですが、専用のソフトを使用することによってトポロジー画面もグレー表示と切り替わり、ネットワークに存在しないユニットへの位置づけとなります。

 

車両構成のプログラムを変更しているので、故障コード等のエラーも入力されることもなく、他のユニットに対する弊害も存在しなくなります。

UGではオンラインディーラー診断機であるwiTECH2(ワイテック2)を導入しています。

クライスラー/ダッジ系だけでも年間実に400件近い各種メンテナンスご入庫を頂いているUGでは、連日オンラインによる診断/プログラム作業を行っています。(2020y度 年間クライスラー&ダッジ修理入庫実績388台)

UGでは今後も継続して、ECUプログラミングを含むクライスラー/ダッジ系の全ての作業を自社内で行える環境を維持しますので、メンテナンスでお困りの方は ユーザー様/業者様問わず ご縁慮無くお問い合わせ下さい。

 

UG/yoshida



*弊社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください

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