フューエルポンプ回路に対するリコール措置/ダッジデュランゴ

メーカーからセーフティリコールとしてアナウンスされている、フューエルポンプリレー回路に対する改善措置を行った、2012yダッジデュランゴです。

 

このWDデュランゴでは2014yにアップデートされるまでの初期モデルに対し、フューエルポンプが作動しなくてエンジン始動不能というトラブルが比較的多く発生します。

 

その原因の多くはフューエルポンプへの電源供給不良、いわゆるポンプに電気がきていない症状。

こういった場合、点検するうえでまずはフューエルポンプリレーを調べますが、ヒューズ/リレーボックス内を調べてもフューエルポンプリレーが存在していません

 

エンジンルーム内に装着されるヒューズ/リレーボックスは、Totally Integrated Power Module(TIPM)と呼ばれるCANで制御されるECUとなり、フューエルポンプリレー回路はTIPMに内蔵されています。

 

特に2013yモデルまでのデュランゴに多い先のトラブルは、その動作不良が発生する可能性が存在するリレーがTIPMに内蔵されているモデルとなり、メーカーよりセーフティリコールとしてリレー回路に対する改善対策が必要とアナウンスされています。

具体的にはフューエルポンプリレーパッケージとして部品が供給され、外部にフューエルポンプリレーを移設するというものです。

 

TIPM下部にある複数の配線接続端子部より、必要な配線を結線して内蔵リレーを無効(使用しない)にする配線加工となります。

 

先に記載したフューエルポンプパッケージのパーツが入手出来なくとも、汎用のリレーを使用して自作作業も可能

現在部品が国内欠品の為、パッケージパーツと同じくより容量の大きいリレーを外部に装着し、安定したポンプ出力の供給を確保。

この改善回路によって、仮に後のトラブル時に対する対処も容易に行えるようになります。

 

UGではオンラインディーラー診断機であるwiTECH2(ワイテック2)を導入しています。

クライスラー/ダッジ系だけでも年間実に400件近い各種メンテナンスご入庫を頂いているUGでは、連日オンラインによる診断/プログラム作業を行っています。(2020y度 年間クライスラー&ダッジ修理入庫実績388台)

UGでは今後も継続して、ECUプログラミングを含むクライスラー/ダッジ系の全ての作業を自社内で行える環境を維持しますので、メンテナンスでお困りの方は ユーザー様/業者様問わず ご縁慮無くお問い合わせ下さい。

 

UG/yoshida



*弊社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください

 また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備

クライスラー&ダッジ最新ディーラー診断機 WiTECH2.0(メーカーオンライン診断機/ワイテック2)導入/FCAコーディングソフト完備

フォードIDS/VCM2導入済み(各種ECUプログラミング可能)/ForSCAN完備

GM次世代診断アプリケーション GDS2/TECH2(最新インターフェイスMDI2)サービスプログラミングシステム対応

ベンツDAS/XENTRY完備&コーディングソフト完備

BMWテスターISPI NEXT(ISTA-D/ISTA-P)完備 各種プログラミング可能 その他 各車種対応AUTELテスター/VCDS等多彩に取り揃えています。

img_2210

アーバンガレージ TEL 072-638-5579 まで まずはお電話を

 平日10:00~20:00  土/日/祝 12:00~18:00  定休日/毎週水曜日

 

UGオリジナル日本仕様シーケンシャルテールランプを更にアップデート バイシーケンシャルテールランプ

 

 

 

 

 

 

 

 

トップページへ戻る