クーリング機能に対するエンジン警告/アウディTT

チェックエンジンの警告ランプが点灯した、FVモデルのアウディTTの作業です。

テスターにて入力されているエラーを確認すると、エンジンクーリング機能不十分というコード内容を検知。

ラジエターサブタンクに目をやると、あきらかに冷却水レベルが不足しています。

リフトに上げて下回りを確認すると、案の定、冷却水の漏れ痕が酷い状態。

漏れ箇所を調べると、インテークマニの下側に配置されたウォーターポンプよりリークしているのが判明。

直4直噴ターボの2.0TSFIエンジンは、樹脂製で構成されたウォーターポンプがエンジン後方でベルト駆動されています。

このウォーターポンプ、ベルト駆動部の反対側にはシャットオフバルブを制御するモーター制御部が組み込まれ、エンジンの適切な温度管理を行う高性能なウォーターポンプ。

しかし樹脂製で構成された部品の為、材質による劣化寿命は…約10万ちかくする部品なので、もう少し壊れないような耐久性が…。

UG/yoshida

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