インテークプレッシャー値の僅かなズレ/ベンツC200

チェックエンジン警告点灯にて修理ご入庫頂いた、W204型ベンツC200の診断です。

 

XENTRYテスターにてMEコントロールに入力されているDTC(故障コード)を確認すると、インテークプレッシャーセンサー値の不具合と、それに影響してか?混合気がリッチ側(濃い)へのズレを検知しています。

 

暖気後のエンジンアイドリング状態で、プレッシャーセンサーのシグナル電圧が規定値「0.5~0.7V」に対し0.8Vと、僅かながらですがズレが発生しています。

 

ちなみにエンジンがかかっていない停止状態では、基準値1.7~2.0V未満内でなければいけないのですが、現車は既に2.0V~のスタートなので、全体的にシグナル電圧値が0.1V程度高めの値

このことから大気圧に対するセンサー検知数のズレ=実際のプレッシャーでは無くセンサーの検知不良と判断。

 

このインテークプレッシャーセンサーは、スロットルバルブを起点として前後に装備されており、今回ずれた数値を示しているのはスロットル後側のセンサー

 

スロットル後側=インテークマニ側に位置するプレッシャーセンサーは、ブローバイガス還元の影響によって、スロットル前側に比べ傷みやすい傾向にあります(油分の混入)。

 

数値のズレたインテークマニ側のプレッシャーセンサーを、新しい部品へと組替作業。

 

数値にしてたかが0.1Vの差ですが、それによって基準値内に収まり、混合気アダプション値の適合補正値も正常な数値を示すようになりました。

 

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