スマートガラス機能の不具合/ダッジチャレンジャー

先代のLC型チャレンジャーで多発している、スマートガラス機能の不具合。

スマートガラス機能とはドアピラーレスのドア密閉性等を考慮して、ドアを開けた際に約1cm程度ウインドが下がる機能（ドアが閉まれば全閉位置まで上がる）

しかし今回ご入庫頂いた2012yダッジチャレンジャー、駐車中にも関わらず勝手にドアウインドが上下動作を行ってしまう状態。

本来ならばドアのアウターハンドル操作によるファーストアクションをマイクロスイッチによって検知し、ドアが開く前にウインドが少し下がる設定となっています。

しかしこのLCモデルで多い勝手に上下作動を繰り返してしまうスマートガラストラブルに見舞われると、駐車中にもかかわらずパワーウインドモーターが頻繁に駆動してしまうため、バッテリーが上がってしまう事態に陥ります。

この勝手に上下動作を繰り返していまう不具合の多くは、ドア内部のロックユニットに装着されているスマートガラス用スイッチの不良。

湿気等による腐食の影響でドアハンドルに連動するマイクロスイッチ内部接点のON/OFFが明確に行えなくなることにより発生するトラブルです。

一般的な部品供給ではドアロックAssyでの供給となりますが、メーカーから別途セーフティリコールの発表により本国では改善されたスマートガラススイッチ単体の入手も可能。

まだまだ多いスマートガラストラブルに対しUGでは、定期的にスマートガラススイッチパッケージの単体部品を在庫し、急なトラブル発生にも対応できるようにしています。

UGではオンラインディーラー診断機であるwiTECH2（ワイテック2）を導入しています。

クライスラー/ダッジ系だけでも年間実に400件近い各種メンテナンスご入庫を頂いているUGでは、連日オンラインによる診断/プログラム作業を行っています。（2020y度年間クライスラー&ダッジ修理入庫実績388台）

UGでは今後も継続して、ECUプログラミングを含むクライスラー/ダッジ系の全ての作業を自社内で行える環境を維持しますので、メンテナンスでお困りの方はユーザー様/業者様問わずご縁慮無くお問い合わせ下さい。

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