点火不良検知の注意点/クライスラー300

時々「エンジンがノックするような感じで調子が悪くなる」という修理ご依頼にてお預かりした、2013yクライスラー300の診断です。

 

PCMに入力されているDTC(故障コード)を確認すると、P0300/マルチシリンダー点火不良の検知履歴が存在。

点火不良カウンタをモニタリングすると、時折りNo3シリンダーの失火カウントが僅かながら入力されます。

 

しかし「P0303/No3シリンダー失火検知」と入力されるには至らない実測数値なので、まずはインテークマニを取り外してスパークプラグの点検/交換

 

それに合わせてイグニッションコイルも全気筒リフレッシュ

作業後の点火カウンタモニタリングテストでは、特にカウントを示す特定気筒も存在しなくなりました。

 

…ただし、この3.6Lエンジンでは、左バンクシリンダーヘッドに問題が存在する失火症状も報告されています。(ServiceBulletinより)

2011y~2013yモデルではシリンダーリークが存在している場合があり、最悪左バンクのシリンダーヘッドを交換…今回のLXはNo3カウンター=右バンクになるので、上記事例には当てはまらないと予測します。

 

UGではオンラインディーラー診断機であるwiTECH2(ワイテック2)を導入しています。

クライスラー/ダッジ系だけでも年間実に400件近い各種メンテナンスご入庫を頂いているUGでは、連日オンラインによる診断/プログラム作業を行っています。(2020y度 年間クライスラー&ダッジ修理入庫実績388台)

UGでは今後も継続して、ECUプログラミングを含むクライスラー/ダッジ系の全ての作業を自社内で行える環境を維持しますので、メンテナンスでお困りの方は ユーザー様/業者様問わず ご縁慮無くお問い合わせ下さい。

 

UG/yoshia



*弊社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください

 また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備

クライスラー&ダッジディーラー診断機 WiTECH2.0(ワイテック2)導入/FCAコーディングソフト完備

フォードFDRS/IDS(VCM3)各種ECUプログラミング可能/ForSCAN完備

GM診断アプリケーション GDS2/TECH2(MDI2)サービスプログラミングシステム対応

ベンツDAS/XENTRY完備&コーディングソフト完備

BMWテスターISPI NEXT(ISTA-D/ISTA-P)完備 各種プログラミング可能 その他 各車種対応AUTEL各種診断機/VCDS等多彩に取り揃えています。

img_2210

アーバンガレージ TEL 072-638-5579 まで まずはお電話を

 平日10:00~20:00  土/日/祝 12:00~18:00  定休日/毎週水曜日

 

UGオリジナル日本仕様シーケンシャルテールランプを更にアップデート バイシーケンシャルテールランプ

トップページへ戻る