TPM機能の無効化コーディング/ダッジチャレンジャー

タイヤプレッシャーモニタリングシステムの無効化コーディング、今回は現行のLAモデルダッジチャレンジャーでの事例紹介です。

TPMS機能はタイヤの空気圧監視によってドライバーに対し「安全」「便利」なシステムですが、「センサーの寿命等による故障」や「センサー未装着のホイルに履き替えた」等によって警告ランプが点灯ます。

そのTPMS機能の必要性を感じないオーナー様に対しては、警告ランプ点灯に煩わしさを感じることと思います。

TPMS機能は一部の車両を除き、各ホイルにID登録されたセンサーが取り付けられ、車両側のユニットにて監視/警告制御を行います。

現在多くの車両に装備されているTPMS機能は、国によっては義務化されている為、一般的にメーカー純正診断機では設定変更による無効化が出来なくなっています（年式による/USAでは2007y9月より義務化）

LAチャレンジャーではCANネットワークにて制御されるECUのひとつとしてTPMユニットが存在しているので、TPMの故障やユニット自体の通信不能が発生すると他のECUがエラーを検知するので必ず警告ランプが点灯します。

しかし専用のコーディングソフトを使用しネットワークより削除することにより、TPMが車両に存在しないユニットと位置付けられ、wiTECHテスターのトポロジー画面でもグレー表示に切り替わります（通信不能は赤表示）

このコーディングにより警告点灯しなくなるのはもちろん、TPMに対する故障コード等のエラー検知や他のECUに対する弊害等も皆無です。（日本ではTPMS機能は現時点で義務化されていないので車検に問題はありません）

コーディングによるプログラム変更なので、必要であれば後にコーディングによって復帰させることも可能、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

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