始動しないエンジンの原因…/GMCユーコン

かなり悩んだ…エンジンが始動しない2016yGMCユーコンの作業。

スタート操作によるクランキングにて、初爆はすれど かかりそうでかかってくれない

低圧ポンプの燃圧もOKで、目視によるスパークプラグ点火も異常は診うけられない。

取り外したスパークプラグの状態は黒くすすけている状態なので、点火による爆発はしていそうと判断

 

爆発はしているのに始動しない…疑わしきはバルブタイミングのズレかと予測し確認すれども、こちらも全く問題無し。

 

各気筒の圧縮測定を行うと、右バンク側で圧縮のバラつきが発生

もちろんバラつきレベルなので、始動したエンジンのアイドリング不調症状は発生するでしょうが、始動しない原因にはなり得ない。

 

しかし問題なのは、バラつきが発生している箇所のダイレクトインジェクターから、シールが抜けて混合気の噴き返した痕跡が診られる状態

 

何故このような事態に陥っているのか…問題のあるシリンダーヘッドを取り外して分解点検

 

特にバラついていた圧縮の原因となる、醜い状態のバルブ廻りの研磨加工及びシートカットによって圧縮圧力の回復

 

混合気が噴き返しにてシールが損傷したインジェクター、メーカーのServiceInformationでも失火要因となり得る問題が指摘されているので、新品番への組替対応

 

しかし上記の不具合箇所は全て、エンジン始動不能には直接なり得ない要因ですが…最後に発覚した ある真の始動不能原因にて、これら全ての損傷が発生してしまったものでした。

 

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