8HPミッションのATFリフレッシュ/ダッジチャレンジャー

車検整備にてお預かりした、2016yダッジチャレンジャーのATFメンテナンスです。

先代のLCモデルではNAG1/5速ATミッションでしたが、2015y以降のLAモデルでは8HP/8速ATミッションが搭載されています。

エンジンオイルの様に定期的な交換時期等はメーカーからアナウンスされておらず、正直オドメーター5万キロ未満の車両では未だ交換メンテナンスを意識しなくともいいと考えます。

しかしある程度距離を走られると、それに比例して経年劣化による内部浮遊鉄粉量も多くなり、ATFの劣化も促進されます。

繊細なATミッションのバルブボディは、この浮遊する鉄粉によってトラブルが発生する原因となり得るので、必ずマグネットがオイルパンに装備されています。

画像の様にマグネットだけで除去出来なくなる程度の鉄粉発生量が増える前、個体差にもよりますが遅くとも10万キロに達するまでにリフレッシュされることをUGでは推奨します。

8HPミッションで樹脂製オイルパンが採用されているタイプは、フィルターがオイルパン一体式の為、必ずオイルパンAssyの交換が必要。

ATFを充填した後はメーカーがアナウンスする交換ルーチンのステップを実行し、最終的に規定ATF温度によるレベル調整にて完結です。

UGではオンラインディーラー診断機であるwiTECH2（ワイテック2）を導入しています。

クライスラー/ダッジ系だけでも年間実に400件近い各種メンテナンスご入庫を頂いているUGでは、連日オンラインによる診断/プログラム作業を行っています。（2020y度年間クライスラー&ダッジ修理入庫実績388台）

UGでは今後も継続して、ECUプログラミングを含むクライスラー/ダッジ系の全ての作業を自社内で行える環境を維持しますので、メンテナンスでお困りの方はユーザー様/業者様問わずご縁慮無くお問い合わせ下さい。

UG/yoshia

*弊社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので　お気軽にご相談ください

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