展開したエアバッグ修理と作動開始処置/ベンツSL63

業者様より修理ご入庫頂いたR231/ベンツSL63AMG、事故に遭われて各エアバッグが展開作動してしまっているので、その処置修理です。

 

サプリメンタルレストレインシステムのDTCを確認すると、運転席側の「シートベルトテンショナ」「シートサイドバッグ」「ウインド/ヘッドバッグ」の3箇所が作動により交換が必要と判明。

 

まずひとつめ、ウインド/ヘッドバッグはドア内の上部にマウントされており、ドアトリムを取り外して新たなエアバッグへと組替。

 

ウインドバッグの作動によりトリム上部が開かれるために、トリムパーツの一部が破壊されるので、それらの小物部品も同時交換が必要。(トリム本体は再使用可能でした)

 

続いてシートサイドバッグを組み替える為、車両より運転席シートを降ろして交換作業。

 

シートサイドバッグの展開により、シートバックトリムの取付ステー部位が破壊されていたので、共に交換が必要となってしまいます。

 

そしてエアバッグ作動では必ずと言っていいほど作動してしまうシートベルトテンショナー、エラー検知の示す通りテンショナーが作動によりロックしてしまっているので組替作業が必須。

 

但しシートベルトテンショナーはCANで制御されるコントロールユニットに位置づけられるので、組み替えただけではユニット構成の不一致にてエラー警告が消えません

 

テスターを使用して、新たに取り付けたシートベルトテンショナーのプログラミング及び認識等による作動開始処置を実行。

 

また展開作動した各スクイブ組替&作動開始処置だけでなく、事故検知により解除されたイージーエントリ機能の再作動化や、

 

レーダーセンサーのクラッシュイベントカウンタのリセット等を順番に行い、無事全てのエラーはクリア&メーター警告も出なくなりました。

 

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