走行すると左フロント足回り付近からギーギー音が発生する、W245型ベンツB180の点検作業です。
サスペンションの挙動に比例して発生するこの異音、特にボールジョイント等の外観的損傷が診うけられない場合はショックアブソーバーぼ不良かと錯覚する内容です。
初期症状であれば装着状態でガタも確認出来ないので判断に悩むところですが、この型のBクラスではロアボールジョイントにその原因が存在しているケースが大半。
ナックルアームよりロアボールジョイントを取り外すと、経年劣化によるボールジョイント内のグリス切れ等により錆が発生し、先の異音の発生源となっていました。
W245系では非常に多いロアボールジョイントからの異音、コストを抑える為に社外製品等を望まれる方も多いですが、経験的に寿命が短く感じられるのでW245のロアボールジョイントに関しては純正部品を推奨します。
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