ドアを閉めているにもかかわらず、時折ドアウインドが約1センチ程度 勝手に上下動を繰り返す、ダッジチャレンジャーのトラブル。
このスマートガラス機能の不具合は、先代のLC(~2014y)モデルで多発していましたが、2015y以降のLAモデルでも同症状の事例が数件存在します。
本来はアウターハンドル操作に対してON/OFFするマイクロスイッチにより、閉められているドアが開く前にウインドが少し下がる設定となっています。
しかし意図せずにこの動作を繰り返すトラブルが発生すると、バッテリーへの負担により寿命を縮めることになります。
この動作はドア内部にあるロックユニットAssyにスマートガラス用のマイクロスイッチが備わっているのですが、湿気等による腐食の影響でドアハンドルに連動するスイッチ内部接点のON/OFFが明確に行えなくなることにより発生している事例が大半です。
今回作業を行った2015yダッジチャレンジャーも、マイクロスイッチを取り外して確認すると、金属部腐食の影響によりスイッチ動作の動きが悪い状態。
以前のLCモデルではセーフティリコールにて「スマートガラススイッチパッケージ」の対処部品供給が存在していましたが、LAモデル用としてはメーカーからリリースされていません。
しかし、構造は全く同一なのでスマートガラススイッチ部の不具合と発覚した場合、このLC用スマートガラススイッチパッケージにて組み換え対処が可能。
上記トラブルに対しその原因がスマートガラススイッチに存在していると判明した場合、高額なロックAssyでの交換を選択しなくとも、UGではスマートガラススイッチパッケージを常時在庫しています。
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