タイヤプレッシャーの警告ランプが点灯している2018yダッジチャレンジャーの、「TPMS無効化」コーディングによる施工処置です。
TPMS機能は一部の車両を除き、各ホイルにID登録されたセンサーが取り付けられ、車両側のユニットにて監視/警告制御を行います。
ホイルに装着されたセンサーは、内蔵されたバッテリー(電池)によってその情報を車両側に送信している為、年数経過に伴う寿命が存在します。
寿命に達したセンサーは=故障と認識されDTC入力と共に警告ランプが点灯、修理するには新しいセンサーへの組替&車両側ユニットに対してのID登録作業等が必要。
また今回のチャレンジャーでは、そもそもTPMセンサーが取り付けられていないアルミホイルに履き替えているので、センサー未装着に対するエラーを検知いて警告ランプが点灯します。
その機能を必要としないオーナー様も多くいらっしゃいますが、修理(センサー交換)せずに警告ランプを消したくとも、wiTECH等の純正診断機では設定変更することが不可能です。
このTPMS機能はアメリカ本国では国の規制により2007y9月以降に義務化されている為、それ以降の並行車両では全車装備され、一般的なテスター等にての設定変更が容易に行うことが出来なくなっています。
しかしUGでは、TPMS無効への設定変更に対するご要望に応えるため、専用のソフトを使用してTPMS機能に対する設定変更プログラムを行い、車両構成よりTPMS設定の無効化が可能。
車両のネットワークより「存在しない機能」とプログラムの変更をしているので、エラーの検知皆無はもちろん他のECUに対する弊害もありません。
このコーディングにより例えTPMSセンサーが未装着状態であっても警告ランプの点灯は皆無、後に必要であれば再プログラム変更にて復帰も可能です。
*コーディングによる設定変更された車両は、他店でアップデートフラッシュや車両構成処置等のオンライン作業を行うと、既存のプログラムが消失してしまうので再コーディングが必要となります。
UGではオンラインディーラー診断機であるwiTECH2(ワイテック2)を導入しています。
クライスラー/ダッジ系だけでも年間400件以上の各種メンテナンスご入庫を頂いているUGでは、連日オンラインによる診断/プログラム作業を行っています。(2021y度 年間クライスラー&ダッジ修理入庫実績432台)
UGでは今後も継続して、ECUプログラミングを含むクライスラー/ダッジ系の全ての作業を自社内で行える環境を維持しますので、メンテナンスでお困りの方は ユーザー様/業者様問わず ご縁慮無くお問い合わせ下さい。
UG/yoshida
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