ハーネスショートによるMEコントロール誤作動/ベンツG500

チェックエンジン警告ランプが点灯し、オーバーヒート状態に陥る、W463型ベンツG500の作業です。

 

XENTRY診断機にてDTC(故障コード)を確認すると、様々なセンサーに対するショート検知や水温センサーの機能障害等が現在値にて入力されて消去出来ない状態です。

 

一度にこれだけ多くの回路ショートに纏わるDTCが入力→M273エンジンでは事例の多い「MEコントロールユニット」の内部不良によるショートかと予測しましたが、関連する回路電源の配線点検を順番に進行していきます。

多岐にわたる現在値DTC入力項目に共通するひとつの要因を考察し、配線図を確認しながら考えられる「ひとつの断線もしくはショート原因箇所」を絞り込みます。

 

すると ひとつのヒューズに辿り着き、見事にヒューズが断線

新しいヒューズに交換しても すぐにヒューズが飛んで=このセンサー電源供給回路がショートしていると判明。

またこのヒューズが断線している為、水温センサー機能に影響も及ぼし→電動ファンが正常機能せずにオーバーヒートに陥る状態です。

 

問題は「どの箇所でショート」しているか?…点検していった結果、当初に予測したMEコントロールユニット内部ショートの疑いは無く、回路図を元にその配線が導かれているハーネスラインの点検を進行していきます。

 

こういった不具合は解かってしまえば単純な原因なのですが、その点検過程は…エンジンの金属部にハーネスが干渉して、先の電源回路の配線被膜捲れてショートしていたという内容でした。

 

UGではベンツ専用診断機である「XENTRY/DAS」を完備し、各クラスのベンツ修理も数多く承っております(2022y度 年間ベンツ修理入庫実績230台)

あらゆるクラスの各種故障診断や各種コーディング変更等(カスタムコーディング)も修理作業にて実施しています。

ベンツの修理でお悩みの方は、ユーザー様/業者様問わず、お気軽にご連絡お願いします。

 

UG/yoshida



*弊社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください

 また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備

クライスラー&ダッジディーラー診断機 WiTECH2.0(ワイテック2)導入/FCAコーディングソフト完備

フォードFDRS/IDS(VCM3)各種ECUプログラミング可能/ForSCAN完備

GM診断アプリケーション GDS2/TECH2(MDI2)サービスプログラミングシステム対応

ベンツDAS/XENTRY完備&コーディングソフト完備

BMWテスターISPI NEXT(ISTA-D/ISTA-P)完備 各種プログラミング可能 その他 各車種対応AUTEL各種診断機/VCDS等多彩に取り揃えています。

img_2210

アーバンガレージ TEL 072-638-5579 まで まずはお電話を

 平日10:00~19:00  土/日/祝 11:00~18:00  定休日/毎週水曜日

 

トップページへ戻る