特定気筒のパラメーター認識機能障害/ベンツE220d

継続検査にてお預かりしていたW212/ベンツE220dですが、試乗をしていると突然エンジン不調症状が発生し、チェックエンジン警告ランプが点灯…。

 

工場内に戻ってXENTRYテスターにて診断を行なうと、No2シリンダーのオペレーティングパラメーターの認識に機能障害が発生しています。

 

特定気筒のパラメーター認識機能障害=エンジン回転動作における変数値の不良(許容外)で、今回のW212ではNo2シリンダーが爆発機能していない状態です。

 

E220dに搭載されるOM651エンジンはディーゼルエンジンなので、エンジン作動回転における爆発行程でのスパークプラグ点火回路は存在しないので、爆発不良=失火/ミスファイヤ検知という概念はありません。

 

その為、エンジン本体に対するコンプレッション等の機械的不具合が存在しないのであれば、特定気筒機能不良の殆どは燃料系=インジェクタートラブルに対する原因箇所に集約されます。

 

診断を進めた結果、やはり原因はNo2シリンダーのインジェクター機能不良に陥ったことによるエンジン不調と判明。

 

新しいインジェクターへと組替後は、テスターによる各種操作過程を経て、無事スムーズ作動の回復です。

 

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