EPS交換後の補正処置と構成/ダッジチャレンジャー

2015y以降LAモデルのチャレンジャーでは、ある年式以降より電動式パワーステアリングが採用され、事故や故障等でパワーステアリング不具合が発生すると、ECUの検知によって警告メッセージが表示されます。

 

電動制御によるメリットは油圧ポンプでアシストする従来のタイプにある機械的駆動ロスの低減や、車速等の状況に応じて緻密なアシスト制御を行うことが可能になります。

 

しかし故障等によってギアボックスの交換が必要な場合、ただ交換しただけではECU構成不良/未学習のエラーを検知してしまいます。

 

ダッジの電動式パワーステアリングには、EPS(エレクトリックパワーステアリング)と呼ばれるECUが一体となっています。

 

その為、ギアボックス交換=EPSユニット変更となる為、テスターを使用して補正/構成処置が必須となります。

 

車両に取り付け起動させた時点でEPSにVINが登録されますが、特に固有化されているユニットでは無いのでおそらく中古部品(あればですが…)での処置も可能、ちなみに新品部品価格は約60万弱と非常に高額でした。

 

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