インジェクター機能不良による失火検知/シボレーカマロ

チェックエンジン警告インジケーターが点滅作動し、エンジンの調子が悪い、2010yシボレーカマロの作業です。

 

体感する症状からの予測通り、PCMのDTC(故障コード)を確認すると、ミスファイア検出エラーを検知しています。

 

さらに実測値を測定すると、No2シリンダーの失火カウントが継続進行状態

No2シリンダーに問題が発生しているのは明白ですが、単純にスパークプラグやイグニッションコイルの入替テストを行ってもカウント検知は移動しません。

 

特定気筒の失火検知症状にて、点火系に問題が無ければ、考えられるのは燃料系もしくはエンジン本体(圧縮不良等)。

インジェクターの燃料噴霧機能を点検するにあたり、No2インジェクターの内部抵抗を測定すると、基準値を大幅に上回る抵抗値

 

上記診断結果により、No2インジェクターが機能せず=No2シリンダーが爆発作用を行えないのでミスファイアに陥っていた状態と判明。

フューエルレールを取り外して、新たなインジェクターへと組み換え作業です。

 

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