ヒューズ焼損によるライト点灯不良と対策/ダッジチャレンジャー

右のヘッドライトが点灯しなくなった、2018yダッジチャレンジャーのご入庫です。

 

片側のライトが点灯しなくなった=バルブ切れにて交換が必要…と、多くの方が予測する内容ですが、現車はバルブ切れ等の不具合はありません

 

根本となる電源供給が断線=ヘッドライトのヒューズを確認すると、右側ヘッドライトのヒューズが焼けて通電不良、近年この症状のチャレンジャーをよく見かけます。

 

装着されているミニブレードヒューズの接点容量不足に起因してか、ヒューズが焼け溶けて通電不良が発生してしまう症状。

この状態に陥ってしまうと、トータリーボックス側のヒューズ装着部も焼損しているので、新しいヒューズに交換しても問題の解決になりません。

 

新たなヒューズ回路を作成する必要性があるので、MOPARから供給されている純正のリペアハーネスキットを使用して回路の修復。

実はこのリペアキット、LX/LD用のABSヒューズ回路に対するセーフティリコール対策部品として供給されているのですが、内容的には「個々のミニブレードヒューズをボックスヒューズ回路へ変更」するキットなので、今回のLAチャレンジャーヘッドライト回路や、LX/LD等のエアコンコンプレッサー回路等にも流用出来ます。

 

トータリーボックスを外して、焼損している箇所のミニブレードヒューズ回路をボックスヒューズソケットの空き回路へと配線加工。

 

これで焼損していたミニブレードヒューズの装着箇所が、後装着を感じさせずに より接点容量の大きいボックスヒューズへと変更できるので、今回のような焼損トラブルの再発も予防できます。

 

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