マフラーから出る白煙の理由/ベンツG350d

マフラーから異常に白煙が排出されるようになって、それと同時にチェックエンジン警告ランプも点灯した、W463/ベンツG350dの作業です。

マフラーから排出される白煙の原因としては、例えば寒い時期であれば水蒸気によるものであったり、エンジン側の問題としてオイル消費等の不具合が一般的には考えられます。

 

但しBlueTECディーゼルエンジンの場合、AdBlue噴霧による影響でマフラーから白煙が排出されます。(AdBlue噴霧時の排気は少し白煙が出ます)

 

しかし今回のG350dは、異常にAdBlueが噴霧されている状態=多くの白煙が排出される状態

尿素水溶液であるAdBlueは乾くと白い汚れが残りますが、このゲレンデがアイドリングで停車していた場所には、排出されたAdBlueの垂れ痕がくっきりと白く残る程の状態です。

 

DTC(故障コード)を確認すると、AdBlueタンクの温度センサーに対する不具合を検知しています。

それによってチェックエンジン警告ランプが点灯し、AdBlueの噴霧制御に影響を及ぼしている状態と推測されます。

 

今回のW463ではアドブルータンクに設置された温度センサーの交換が必要な為、車両よりアドブルータンクを取り外すことになります。

 

タンクユニット上部にマウントされたサプライユニットを分解し、タンク内部に装備されているプレヒーター機能が内蔵された充填レベル/温度コンビセンサーを取り外して、新しいリペアキットと組替えます。

 

組替作業後は新しいアドブルーを充填し、XENTRYテスターを使用して充填レベルリセット等の認識処理を行い、正常な実測値を示しているか確認。

 

今回の作業によってチェックエンジン警告点灯はもちろん、異常に排出されていた白煙トラブルも無事解決です。

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