デイライトとオートドアロックの有効化コーディング/クライスラー300S

デイタイムライト及び車速に対して反応するオートドアロック機能の双方を有効化したいというご希望にてご入庫頂いた、2016yクライスラー300S(D車)のカスタムコーディングの施工です。

 

現車はディーラー車の為か「デイタイムライト」の設定項目がモニターに存在していなく=デイライトを点灯させる機能が省略されています。

 

BCM(ボディコントロールモジュール)の車両構成を数か所変更して、DRL設定へとプログラミングすることに成功すれば、

 

モニターの設定画面に、デイタイムライトの選択項目が追加可能となります。

 

後はモニターの選択でデイタイムライトにチェックを入れて選択すると、スモールランプとして点灯していたアイラインが、MAX光量にて点灯するデイライトとして鮮明に点灯(もちろんテールライトは非点灯)。

 

スモールランプ点灯時は通常通り、アイラインが減光されて今まで通りのスモールランプ

 

そしてウインカー点滅時は視認性を考慮して、MAX光量点灯しているデイライトが一旦消灯します。

 

鮮明に白色点灯するデイライト化により、日中でもその存在感による視認性UPはもちろん、ルックス的にも新鮮な感じに変貌します。

 

また今回の300Sは、車速に対して感応するドアロック機能も存在していない為、こちらも機能追加のコーディング施工。

 

同じくBCMの車両構成を数箇所変更し、オートドアロック/設定という構成変更が成功すれば、

 

モニターの選択画面に「オートドアロック」機能が追加され、選択によって車速感応ドアロック機能が有効となります。

 

これらカスタムコーディングによる設定変更プログラムは、メーカー診断機であるwiTECHでは不可能で、専用のコーディングソフトを使用して行います。

その為コーディングによる設定変更をした車両は、例えば後に他社でオンラインによるアップデートや車両構成処置等を行うと、プログラムの上書きによりコーディング内容が消滅してしまうのでお気を付けください。(リプログラミングしてコーディング項目が消滅した場合は再コーディングが必要となります)

 

UGではオンラインディーラー診断機であるwiTECH2(ワイテック2)を導入しています。

クライスラー/ダッジ系だけでも年間400件以上の各種メンテナンスご入庫を頂いているUGでは、連日オンラインによる診断/プログラム作業を行っています。(2022y度 年間クライスラー&ダッジ修理入庫実績453台)

UGでは今後も継続して、ECUプログラミングを含むクライスラー/ダッジ系の全ての作業を自社内で行える環境を維持しますので、メンテナンスでお困りの方は ユーザー様/業者様問わず ご縁慮無くお問い合わせ下さい。

 

UG/yoshida



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