以前にNo5シリンダーのプッシュロッドが曲がり異音が発生していた、2021yGMCユーコンデナリ。
詳細はこちら→エンジンから発生する異音原因/GMCユーコンデナリ – UG メンテナンス工場 (ug-jpn.com)
あれから暫く調子崩さず走っていた模様ですが、またチェックエンジン警告が点灯してエンジン不調症状が発生。
入力されているDTC(故障コード)はエンジンミスファイアを検出、実測値を確認すると前回プッシュロッドが曲がってしまっていたNo5シリンダーのみ、失火カウントが継続しています。
特定の気筒が失火する原因としては、基本的なスパークプラグやイグニッションコイル不良の他に、インジェクターの劣化や圧縮不良等、様々な要因が考えられます。
しかし今回のユーコンに関しては、以前にプッシュロッドが曲がってた箇所と同じNo5シリンダーの失火の為、再度プッシュロッドを確認すると…
前回同様に再びプッシュロッドの曲がりが発生。それに伴ってロッカーアームを駆動出来ず=バルブが作動しない為に失火状態に陥っています。
同じ箇所のプッシュロッドを曲げてしまう要因としてバルブリフターの不具合が最も濃厚な為、シリンダーヘッドを取り外してバルブリフターの点検作業を進行。
バルブリフターを取り外すと案の定、問題の箇所のリフターがバラけた状態に陥ってしまい、それに伴う影響によってプッシュロッドを曲げてしまっていると判明。
その為曲がってしまったプッシュロッドはもちろん、シリンダーヘッドを取り外した左バンク側のリフター全ても併せて組替作業の進行。
バルブリフター類のリフレッシュ後は再びシリンダーヘッド組付け、エンジンを始動して入念にチェックを行い無事納車完了です。
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