マルチカラー化コーディングと注意点/ベンツE200クーペ

アンビエントライトのマルチカラー化コーディングを施工した、W213モデル/ベンツE200クーペでの出来事…。

 

今回お預かりしたW213は前期モデルとなり、デフォルトでのアンビエントライトカラーは64色/単色選択だけの機能ですが、プレミアムバージョンのマルチカラーでは違うカラーの組み合わせ&アニメーション機能等が追加されます。(照度調整も5段階から100段階へ)

 

もちろんプレミアムバージョンであるマルチカラー化への変更は、コーディングソフトを使用してアンビエントライトECU及びヘッドユニットのコーディング処理が必要

 

デイライト等のコーディングとは異なり時間がかかる施工内容となりますが、無事コーディング成功/マルチカラー化及びアニメーション機能等も正常に作動するようになりました。

 

…しかし思わぬ問題点がひとつ…実は今回のW213は前期モデルであった為、エアコンのエアベント(吹き出し口)はデフォルトではアンビエントライトが存在しないモデル。

しかしユーザー様が後装着にて、社外製のアンビエントライト連動エアベントを装着されていたのですが、今回のマルチカラー化コーディングの後より後装着エアベントのみが点灯しない状態へと陥りました

 

この後装着品は、ドアモジュールよりLINラインを分岐して専用のユニットを介して後装着エアベントを点灯させています。

デフォルトのドア側アンビエントライトは正常に点灯しているので、おそらくコーディングによるプログラム変更処置の際に後装着のユニットがダメになったのでは?…と安易に予測。

 

そこで新たに同製品を取り寄せて装着したものの…それでも後装着の社外製エアベントが点灯しない。

どうもLEDコードの相違等によるものなのか、マルチカラー化にプログラムされたECUでは、後装着商品のアンビエント連動は機能しないと判明

 

マルチカラー化へとコーディングされたアンビエントライト機能を選択するか(後装着エアベントは非点灯)、それともマルチカラー化を諦めて社外製エアベント部のアンビエントライト連動を選択するか…という結論となります。

 

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