ドア開放時下がらないウインドガラス/ダッジチャレンジャー

運転席側ドアを開けてもウインドが下がらず、その為アッパー側のウェザーストリップにウインドガラスが引っかかってしまう、2018yダッジチャレンジャーの修理です。

通常ドアを開ける為にドアハンドルを操作するとウインドが1センチ程度下がって開閉出来るようになっているのですが、現車はこの機能トラブルが発生してウインド降下作動をしないので、ドアを閉める際もアッパーリミットまで上がったウインド状態が邪魔で困難な状況です。

 

この機能はスマートガラススイッチがドアラッチユニットに内蔵され、ドアハンドル操作を検知してウインド動作制御をしています。

以前のモデルであるLCタイプ(~2014y)/チャレンジャーの一部の年式では、このスマートガラススイッチに対する不具合が報告されリコール部品による対策が講じられていました。(湿気等によりマイクロスイッチが腐食して動作不良が発生するトラブル)

 

今回不具合が発生しているLAモデル/チャレンジャーではリコールとなっていませんが、先に述べたLCモデルと構造が同じくスマートガラススイッチが内蔵されたドアラッチユニットとなります。

しかし現車の制御回路を診断すると、ドアラッチ状態=スマートガラススイッチ側のON/OFF検知は特に問題が無いことが判明。

 

先にお伝えしたスマートガラス機能は、スマートガラススイッチの監視に基づいて、各ドアに備わっているドアモジュール(DM)にて制御しています。

 

今回の不具合原因は点検の結果、運転席ドアモジュール(DDM)の内部制御不良と判明。

スマートガラススイッチ等の監視により半ドア検知をしているにもかかわらず、ドアモジュールの内部制御不良によってウインドモーター信号を出力せず=スマートガラス制御に影響を及ぼしていました。

 

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