バルブスプリングの破損トラブル/シボレーアバランチ

以前にご紹介した、08yシボレーアバランチのバルブスプリング破損によるエンジン不調修理の作業です。前回の診断編はこちら→インテークバルブの密閉不良トラブル/シボレーアバランチ – UG メンテナンス工場

No8シリンダーのインテークバルブスプリング破損によってエンジンの不調症状が酷く、アイドリングで維持することすら困難な症状に陥っています。

 

バルブスプリングが破損するとスプリング反力が得られないため、その気筒のバルブを密閉出来ず=圧縮圧力が得られず、失火症状に陥ります。

 

またその気筒だけでなく、インテークバルブ密閉不良に伴って噴き返し症状が発生し、他の気筒への失火を誘発してしまう原因にもなります。

 

バルブスプリング交換はシリンダーヘッド脱着が必要となりますが、破損によってバルブは密閉出来ていないので、バルブ及びシリンダーの状態をチェックする為にも分解点検は必須となります。

 

特にOHV系のエンジンではシリンダーヘッドを取り外さないとバルブリフターにアクセスできないので、バルブリフターの油圧抜けやローラー摩耗等によるタペットノイズの発生源もリフレッシュしておきます。

 

このバルブスプリングの破損トラブル、今回のGM系だけでなくダッジ/クライスラーやフォード/リンカーン等、多くのアメ車エンジンで診られるトラブルですが、残念ながら定期的な点検やオイル交換等では未然に回避することは困難です。

今回のアバランチでも後の再発防止も含め、破損した箇所以外のスプリングも全てリフレッシュしての作業進行となりました。

 

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UG/yoshida



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