
時折、エンジンオイルレベルの測定不能警告が表示され、更に症状が悪化するとチェックエンジン警告灯が点灯し変速制御等にも影響が発生してしまう、W177モデル/ベンツA200の診断です。

DTC(故障コード)を確認すると、MEコントロールにはオイルレベルセンサーのショート検知の他、オイルポンプバルブ制御及びクーラントサーモスタットのアースショートも検知されています。
顕著に症状が発生しているオイルレベルセンサーを交換したらしいのですが症状は改善せず、某ディーラーでの点検結果ではエンジンハーネスの交換と最悪MEコントロールユニットも交換しなければいけない可能性を指摘され、膨大な見積額となったのでUGへ再点検にてご入庫頂きました。

当初は全く症状が発生せず苦戦しましたが、症状発生時に上記DTC3項目(オイルレベルセンサー/オイルポンプバルブ/クーラントサーモスタット)が共有する電源ラインを測定すると、供給電圧が異常に低い値を示しているのが判明。
このラインに関与する何れかの箇所で、ショートもしくは通電不良が発生してしまっている可能性が考えられます。

しかしその更にハーネス上流部に位置する集中カプラー端子側で測定すると、この端子側では供給電圧値が正常値を示しているのが判明。

このカプラー端子から先に測定した端子間にて電圧降下が発生してしまう箇所?…ショートでは無く、その端子間ハーネスでの通電不良が濃厚と推測されます。

カプラー端子の接続状態や配線端子を確認する為に取り外し、再度取り付けた後から症状が全く発生しない状態に。

というのも取り外した際に端子ロックがかかっていない状態に気づき、取り外す前と再接続後のカプラー端子の画像を確認すると、一目瞭然で端子接続具合の違いが確認できます。

何故カプラー端子の接続不良が発生していたのか?ですが、この端子接続状態がロックがかかるまで入っておらず=接続があまい為に走行状況等によって通電不良が発生していたのは間違いありません。

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