リフタートラブルによるエンジン異音/ダッジチャレンジャー

エンジンがアイドリング中、エンジンルームより回転数に同調してる感じでタンタンタン…と異音が発生する、LAモデル/ダッジチャレンジャーSRTの修理作業です。

心なしかアイドリング中のエンジン回転数も少し安定しない感じで、チェックエンジン警告インジケーターも点灯してしまっています。

 

ちなみに入力されているDTC(故障コード)は体感症状同様に始動時のアイドリング回転の不安定が検知され、No5シリンダーの失火カウントが他に比べ少し値が多く表示されます。

 

先の異音も聴診による点検では左バンク側から発生していると判明したので、原因探求のために左バンクのシリンダーヘッド廻りの分解点検作業を進行します。

 

トラブル箇所(異音及び失火)の可能性を考慮するとバルブリフターの不良原因が濃厚と推測できるので、シリンダーヘッドを取り外してブロック側に挿入されているバルブリフターの取り外し点検を進行するのですが、No5シリンダーのバルブリフターが上部に抜けてこない状況に陥っています。

 

おそらくリフターローラー部の損傷による変形等により上部へ抜けてこなくなっているので、反対側のシリンダーヘッドも取り外してカムシャフトを除去し、上部側に抜けてこなくなっているバルブリフターを下方向側から誘導して取り外すことになります。

 

案の定、取り外した問題の気筒のバルブリフターのローラー部は摩耗変形が発生し、それに伴ってカムシャフトの極度の摩耗が発生し、再使用不可能状態であることが判明。

 

バルブリフターのローラーベアリング部損傷等により、カムシャフト摩耗による打音発生や、それに伴うバルブリフトの影響による失火が発生してしまっている今回の6.4L/HEMIエンジン。

必要とする部品をピックアップしてUSAへ手配、パーツの到着を待って作業再開となります。

 

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