LD系以降のダッジチャージャーでは、パッシブエントリー機能が備わっています。
リモートキーを携帯していれば、そのキー操作を行なわずともアウターハンドル内に触れるだけで、ロック解除及び上部スイッチによるロック操作が可能となる機能。
しかし、この機能に対する不具合が発生している車両がしばしば診られ、特に2011yモデルに限っては特に多く存在します。
その理由は、2011yモデルのLC系チャレンジャー及びLD系チャージャーのおよそ64500台に対し、パッシブエントリー機能に対する不具合が発生する内容がセーフティリコールとして発表されています。
対象車種はフロント左右のアウターハンドルを、改善された品番のものへと交換する必要性があります。
今回、点検作業中の2011yダッジチャージャーの3.6ですが、やはりこの車両もパッシブエントリー機能が殆ど使用できない状態。
念のためwiTECH2.0(ワイテック2)を使用して、RF Hubモジュールのパッシブエントリー機能実測等を診断した結果、
案の定、問題のアウターハンドル左右交換が必要という結果でした。
ドアハンドルを組替える為、ドアのトリム類を分解して左右共に新しいアウターハンドルへ。
もちろんアウターハンドル交換後は、便利なパッシブエントリー機能が復活し、スムーズなロック/ロック解除操作が可能となりました。
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