ウインカーDRLの存在/ダッジチャレンジャー

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2015y以降のLA型ダッジチャレンジャーでは本来、通常のDRLとは別にオプションとして「ウインカーDRL」が存在します。

USモデルであればモニターの選択にてON/OFF設定可能で、カナダモデルの場合は通常のDRLと同様に常時点灯。

しかし日本で走行している多くのチャレンジャーでは、このウインカーDRLを使用できない車両が多々存在します。

 

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その理由は、テールライトを日本仕様に改善する為に行う配線作業によるもの。

日本の法規に適合させるため、テールランプ側へウインカー単独出力を配線する必要性があります。(オリジナルはブレーキ/ウインカーが1本の配線にて出力)

USモデルの場合であれば、オーソドックスな考え方としてはフロントウインカー出力配線をリアへ分岐配線するというもの。(もちろんオリジナル配線のキャンセル処置は必要)

その配線加工を施した場合は、モニターで「ウインカーDRL」をONにした場合、自ずとリアウインカーまでもが同様に点灯してしまいます。

 

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またカナダモデルの場合は先に述べた通り、USモデルのように「ウインカーDRL」のON/OFF選択が存在しないため、分岐結線によるウインカー単独出力は不可能。

メーカー診断機であるwiTECH2.0(ワイテック2)では不可能ですが、近年では専用のソフトを用いてBCMのコーディング内容を変更し、DRL設定を「カナダ」から「オプション」へとプログラムすることにより、USモデルと同様にフロントからの分岐配線による改善手法が可能。

 

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いずれにしても上記内容では、「ウインカーDRL」の点灯走行を諦めることになります。

しかし例えば弊社オリジナルの「ウインカーCANBUS」ユニットを使用すれば、分岐結線することなくリアへのウインカー出力が可能

これはCANライン内にある、ウインカーデーターのみをアダプター内で読み込み(プログラム)、12V信号として変換出力しています。

 

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本日ご納車させていただいたスキャットパックワイドボディ、オーナー様のご要望にてウインカーDRLの使用できる状態を希望されていたので、フロント出力ラインは一切触らずにリアのみCANBUSユニットからの出力配線。

これにより本国オリジナル同様にウインカーDRL点灯、そしてリアは正常なウインカー作動がUS/カナダ問わず実現可能です。

 

UG/yoshida



 

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