車速信号の乱れる原因/ダッジマグナム

 

DSC_0041

ABS警告が点灯した、2006yダッジマグナムの診断です。

 

DSC_0038

wiTECH2.0(ワイテック2)にて入力されているDTC(故障コード)を確認すると、左リアホイルスピードの検知実測に対する不具合が存在しています。

ABS/ESPを制御する為に、各車軸4箇所に回転数を検知するセンサーが備わっています。

今回のように特定箇所のホイルスピード検知に対する不具合が存在する場合、センサーの不良やシャフトに装着されているリングの不良等が可能性として考えられます。

 

DSC_0040

正常な右リア側のホイルスピード実測は、もちろん安定して回転数をリニアに表示しています。

 

DSC_0039

今回のマグナムでは、左リアの実測数値(画像上では約8Km/h)だけをテスターで確認すると、実際の回転数と同様の数値を表示するので不具合が分かり難いですが、グラフ曲線にて測定すると上下に大きく乱れているのが分かります。

このように不安定なパルス値を発している場合は、センサーというよりもリング側のガタ等に原因が存在する可能性が高いです。

 

DSC_0042

その症状で最も多いのは、ドライブシャフトナットの緩み。

特に左リア側に対して症例は多く、緩みが発生している場合はナットを新調して規定値(213N/m SRTの場合)にて締付すれば解決です。

 

UGではオンラインディーラー診断機であるwiTECH2(ワイテック2)を導入しています。

クライスラー/ダッジ系だけでも年間300件以上の各種メンテナンスご入庫を頂いているUGでは、連日オンラインによる診断/プログラム作業を行っています。(2019y度 年間クライスラー&ダッジ修理入庫実績322台)

UGでは今後も継続して、ECUプログラミングを含むクライスラー/ダッジ系の全ての作業を自社内で行える環境を維持しますので、メンテナンスでお困りの方は ユーザー様/業者様問わず ご縁慮無くお問い合わせ下さい。

 

UG/yoshida



 

*弊社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください

 また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備

クライスラー&ダッジ最新ディーラー診断機 WiTECH2.0(メーカーオンライン診断機/ワイテック2)導入 テックオーソリティライセンス年間契約

フォードIDS/VCM2導入済み(各種ECUプログラミング可能)

GM次世代診断アプリケーション GDS2/TECH2(最新インターフェイスMDI2)サービスプログラミングシステム対応

ベンツDAS/XENTRY完備(SCNコーディング可能)&コーディングソフトVEDIAMO及びDTS Monaco完備

BMWテスターISPI NEXT(ISTA-D/ISTA-P)完備 各種プログラミング可能 その他 各車種対応AUTELテスター/DENSO DST-i等多彩に取り揃えています。

img_2210

アーバンガレージ TEL 072-638-5579 まで まずはお電話を

 平日10:00~20:00  土/日/祝 12:00~18:00  定休日/毎週水曜日

トップページへ戻る