インテークへのオイル流入/ベンツA45AMG

点検整備にて作業中の、W176型ベンツ AMG A45です。

AクラスのボディにAMG133型エンジンを搭載し、直4の2リッターながらツインスクロールターボによって380ps以上(現行のW177では2リッターで420ps以上)のパワーパフォーマンスを発揮するモデル。

 

各消耗品をチェックする為にエアクリーナーを取り外すと、インテークダクト内にエンジンオイルが大量に混入しています。

 

更に点検を進めると、これらのオイルはインテークダクト上部にあるブローバイラインから流入しているのが判明。

 

仮にエンジンのオイルレベルが規定量より多かった場合、クランクケースブリーザーよりオイルが流入してくる事が多々あります。

 

しかし過去にオイルレベル過多の経緯が存在しない場合、途中に設けられたオイルセパレーターの不具合等が考えられます。

 

通常このオイルセパレーターによって、ブローバイガスが通過する場合にブローバイのオイル分を除去し、インテーク流路へブローバイガスを導きます。

オイルセパレーターに溜まったオイルは、新鮮な空気がクランクケースへ取り込まれる際にクランクケース内に送り返される働きを行います。

 

133型エンジンの場合、このセパレーターはエンジンルーム後方に位置し、側面にマウントされたインタークーラーを取り外さないとその全貌は確認出来ません。

 

セパレーターを組替後は、エンジンを長時間廻してクランクケースブリーザーの確認点検。

特にこのモデルは、規定量より多いオイルレベルによって発生するインテークへのオイル流入/白煙トラブルも多いので、注意が必要です。

 

UG/yoshida



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