蒸発ガスキャニスターのリコール/ダッジチャレンジャー

車検整備にてお預かり作業を行った、2014yダッジチャレンジャーSRTのテスター診断です。

 

メーカー診断機であるwiTECH2.0を接続すると、各ECUに対する故障診断/各種設定及びプログラムはもちろん、メーカーから発表されているリコール内容も確認できます。

自動車のリコール制度は、メーカー自らの判断により国土交通省に届出を行ったうえで回収/修理を行うのですが、チャレンジャー等の並行車に対しては国土交通省からリコールがリリースされません

 

しかし本国ではリコールとして発表され、ディーラーを介して回収/修理を行うべき項目も存在し、今回のLCチャレンジャーでもタカタ製エアバッグの他にフューエルキャニスターの交換内容がリリースされています。(メーカーに対しリコール請求権が存在するのは正規ディーラーのみなので、ディーラー以外で無償修理であるリコール作業は行えません)

 

具体的な内容は、約81000台の車両に装着されている蒸発ガスキャニスター(エバポレーティブエミッションキャニスター)は燃料補給中に必要量のガソリン蒸気を吸収出来ず、蒸気回収排出量の基準を超過する可能性が存在します。

 

蒸発ガスキャニスターは右リアフェンダー内に装着され、フェンダー内のライナーを取り外せば確認できます。

キャニスターの主要な構造は活性炭が詰められた容器であり、これにガソリン蒸気を流入/放出する為の配管やバルブを組み合わせ、燃料蒸発ガス排出抑止装置を構成しています。

 

今回の内容では、既存のキャニスターでは必要量のガソリン蒸気を吸収出来ずに外部リーク等のトラブルが発生する恐れがあるので、品番変更されたキャニスターへの交換処置が必要とされています。

 

キャニスター変更後は念のためwiTECHにて実測診断を行ない、各バルブ等の制御に問題が無いか確認して作業終了です。

UGではオンラインディーラー診断機であるwiTECH2(ワイテック2)を導入しています。

クライスラー/ダッジ系だけでも年間300件以上の各種メンテナンスご入庫を頂いているUGでは、連日オンラインによる診断/プログラム作業を行っています。(2019y度 年間クライスラー&ダッジ修理入庫実績322台)

UGでは今後も継続して、ECUプログラミングを含むクライスラー/ダッジ系の全ての作業を自社内で行える環境を維持しますので、メンテナンスでお困りの方は ユーザー様/業者様問わず ご縁慮無くお問い合わせ下さい。

 

UG/yoshida



*弊社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください

 また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備

クライスラー&ダッジ最新ディーラー診断機 WiTECH2.0(メーカーオンライン診断機/ワイテック2)導入 テックオーソリティライセンス年間契約

フォードIDS/VCM2導入済み(各種ECUプログラミング可能)

GM次世代診断アプリケーション GDS2/TECH2(最新インターフェイスMDI2)サービスプログラミングシステム対応

ベンツDAS/XENTRY完備(SCNコーディング可能)&コーディングソフトVEDIAMO及びDTS Monaco完備

BMWテスターISPI NEXT(ISTA-D/ISTA-P)完備 各種プログラミング可能 その他 各車種対応AUTELテスター/DENSO DST-i等多彩に取り揃えています。

img_2210

アーバンガレージ TEL 072-638-5579 まで まずはお電話を

 平日10:00~20:00  土/日/祝 12:00~18:00  定休日/毎週水曜日

トップページへ戻る