チェックエンジン警告のインジケーターが点灯した、W176型ベンツA180の診断/作業です。
XENTRYテスターにてエンジンを制御するMEコントロールのDTC(故障コード)を確認すると、サーモスタットの基準温度を下回っている水温値を検知した為にエラーが入力されていると判明。
具体的には、基準時間内での水温上昇率が低い=暖気時間がより長くなる為にMEが異常と判断している状態で、原因としてはサーモスタット弁のリーク等(サーモスタットの動きが悪く閉まらない)が考えられます。
W176に搭載されているM270エンジンは、ウォーターラインを見渡してもサーモスタットの装着場所が目視できません。
M270エンジンのサーモスタットは、インテークマニの下側に位置しており、インテークマニAssyを取り外さなければ点検/交換作業を行うことが不可能。
新しいサーモスタットへ変更後は、暖機運転時間の測定を行い、水温上昇率に問題が無いか確認して作業終了です。
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また、ディーラーでは行うことの無い、各種コーディング変更等も修理作業にて実施(例:一部の中古部品プログラム変更による同期/SBC作動時間超過に対するリセット処置等/その他TVアクティブ化やデイライト等の各種カスタムコーディング)
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UG/yoshida
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