車検整備にてお預かりした、W245型ベンツB200の作業です。
リフトに上げて下回りを点検すると、FF車では宿命ともいえるドライブシャフトアウターブーツの損傷。
ブーツの損傷により内部充填グリスが飛散して、アーム類がグリスで酷く汚れています。
この状態では検査不合格はもちろん、ドライブシャフト自体の損傷も進行するので対処が必要ですが、このW245ではアウターブーツ単体の純正部品供給が無くシャフトAssyとなります。
しかし社外製の補修部品ではブーツ単体供給が存在するので、多くのケースではそちらを選択するのですが、ブランドによっては成形精度の良くない物も…
W245のドライブシャフトは2種類存在し、オーダーの際に現物の直径を測定し2種類のうちのどちらかを選択するのですが、今回の場合はその選択ミスでは無くて精度不良。(ちなみに選択するサイズは、アウター側外径81mmもしくは88mm、インナー側外径76.5mmもしくは86.5mm。)
ちなみに今回のW245は直径81mmサイズで、確かに届いた部品も88mmまで大きくはなく約81mm程度でしたが、バンド締付部位の精度状態により、このまま締め付けるとテーパー形状の為ズレが発生してくる可能性が高いと判断。
今回届いたブランドは粗悪と判断し、別ブランドで以前も取り付けた経験のあるFebi製のブーツを手配。
やはり過去の経験上、Febi製のブーツではしっかり精度がでており、この状態だと合格。
直上の画像で奥側がダメなブランドのブーツで、手前側がFebi製…ちょっとの差ですが、ハンドルでの旋回駆動するアウターブーツでは精度が悪いと、後にズレてくる可能性があります。
今回のFebi製ブーツだと、バンドを締め付けた状態をチェックしても、ズレてくる可能性は皆無と考えられる造り。
ドライブシャフト組み付け後は、取り外した際に抜けるCVTフルードを測定補充し完了です。
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