ブレーキメンテナンス時のEFBステータス変更/ベンツGLE350ｄ

ディスクパッド摩耗による交換メンテナンスにてご来店頂いた、C292モデルのベンツGLE350ｄです。

特に欧州車はディスクパッドの摩耗が国産車に比べて早めに訪れる傾向にあり、今回のGLEも殆ど残量が残っていません。

近年のベンツでは全車EFBと呼ばれるエレクトリックパーキングブレーキを装備しています。

その為リアのブレーキメンテナンスを行う際は、事前に作業モードへの移行が必須。

テスターを接続してEFBステータスを、オープン状態から取付位置状態へ移動します。

この作業モードへと移行した際はブレーキ警告灯が点滅し、キャリパーに備わったEFBモーターがピストンから分離した状態になります。

メンテナンス作業後は再度テスターによるステータス変更を行い、作業完了となります。

このGLEと入れ替わる様にご入庫頂いた、同じくディスクパッド摩耗交換にてご入庫頂いたW222モデルAMG S63。

もちろんこの車両もEFB搭載車なので、作業前にXENTRY接続によるステータス変更処理の実施です。

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