最近お問い合わせを多くいただいている「ITM無効化コーディング」、今回ご入庫頂いたのは2013yクライスラー300Cの作業です。
ITMトラブルによるドアロックした数秒後にセキュリティサイレンが誤作動する不具合…今回のLXも同様の症状によりITM無効化コーディングのご依頼です。
そのトラブル原因の多くは、ITM内部サイレンバッテリーのエラー等を検知している状態で、バッテリーを内蔵したセキュリティサイレンの交換が必要。
このITMとはイントルージョン（侵入）トランシーバーモジュールの略で、ディーラー車の車両構成に設定されている車内監視セキュリティシステム。
車両盗難警報（VTA）のプレミアムバージョンの一部として、主にルームランプ内部に設置されたITMの侵入検知によって、フロントフェンダー内に備わった専用のセキュリティサイレンが作動する機能。
EXPORTモデルに備わっているこのITM機能のトラブル、その機能に対し必要性を感じないオーナー様に対しては、トラブルに対する修理費用の負担は無駄な出費となります。
そこでUGが提案しているのは、車両構成ネットワークのプログラム変更による「ITMの無効化」コーディング。
US本国仕様と同様に現車のBCM車両構成を、「ITMが存在しないネットワーク」構成へとプログラム変更処置。
このコーディングによりテスターのトポロジーモニターもゴーストカラーに移行し、サイレン誤作動トラブル皆無はもちろん、ITM関連のDTC（故障コード）の入力も皆無となり、ITM故障修理するよりもリーズナブル、もちろん他のECUに対する弊害もありません。
このような車両構成変更によるコーディングは、メーカーテスターであるwiTECH等では不可能＝正規ディーラー等では施工できません。
またコーディングによる設定変更を行っている車両は、例えば他店にてオンラインによるフラッシュ（アップデート）等の作業を行うと、プログラム変更した内容が消失するのでご注意ください。
UGではオンラインディーラー診断機であるwiTECH2（ワイテック2）を導入しています。
クライスラー/ダッジ系だけでも年間400件以上の各種メンテナンスご入庫を頂いているUGでは、連日オンラインによる診断/プログラム作業を行っています。（2022y度 年間クライスラー&ダッジ修理入庫実績453台）
UGでは今後も継続して、ECUプログラミングを含むクライスラー/ダッジ系の全ての作業を自社内で行える環境を維持しますので、メンテナンスでお困りの方は ユーザー様/業者様問わず ご縁慮無くお問い合わせ下さい。
UG/yoshida
*弊社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください
また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備
クライスラー&ダッジディーラー診断機 WiTECH2.0（ワイテック2）導入/FCAコーディングソフト完備
フォードFDRS/IDS（VCM3)各種ECUプログラミング可能/ForSCAN完備
GM診断アプリケーション GDS2/TECH2（MDI2）サービスプログラミングシステム対応
ベンツDAS/XENTRY完備＆コーディングソフト完備
BMWテスターISPI NEXT（ISTA-D/ISTA-P）完備 各種プログラミング可能 その他 各車種対応AUTEL各種診断機/VCDS等多彩に取り揃えています。
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